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テレビの「品格」

2008年3月25日(火) 晴
 書店で「きくきくドリル」(1~4)購入。この本は、まもなく絶版になるだろう。どんなに内容がすぐれていても、それを使いこなすことは、相当むずかしいからである。ビックカメラで「電子辞書」を物色した。テレビを視聴できたり、手紙の用件を「指示に従って選択」するだけで「文章」が例示される機能がついていたり、ずいぶんと便利な代物があるものだと、感心してしまった。
 午後10時からNHKテレビ「爆問学問SP」視聴。京都大学の教授・学生と太田光が「独創力」について討論していた。要点は、「独創力」と「デタラメ」は紙一重、常識では「デタラメ」と思われる中に「独創力」がある場合がある。ピカソの絵は初期の「写実」能力を踏まえているから「デタラメ」ではない。はじめから後期の作品を描いていたら評価されていただろうか、今、「天動説」を唱える者がいた場合、どのような観点から、どのように「否定」するか、感情に左右されて「論議できない」と「物別れ」に終わることはないか、といった太田(寄席芸人・テレビタレント)の問いかけに、知識人の典型である「教授陣」がどう答えるか、という場面であったが、まさに「論議が噛み合わず」、明確な結論は「出ずじまい」に終わった。「知識人」と「非知識人」の「溝」(コミュニケーションの断絶状態)を大きくしているのは誰か。いうまでもなく、「知識人」の「思い上がり」「見下し」「特権(エリート)意識」に源があるだろう。「独創力」が「無条件に肯定」「称賛」されてよいか、という学生の問いかけに、自分の感動を他人に伝えることが大切であり、そのためには「独創力」が必要である、という太田の応答(主張)はよく理解できた。自分がどんなに「面白い」と感じたとしても、それを相手に伝えることは容易ではない。それは相手の「理解力」が不足しているためではなく、自分に「独創力」がないためだ。事実、この「日誌」の読者は私独り、おのれの無力さを思い知るのみである。
 太田光の勇姿を観て、昔綴った雑文(新聞投稿コラム・ボツ)を思い出した。以下の通りである。

テレビの「品格」
 民放テレビ番組(「秋の教育スペシャル」・11月11日・フジ)の中で、ある中学校の取り組みが紹介されていた。生徒を信頼して、定期試験には監督者を置かないという。また、生徒会が文房具の「無人販売」を担当し、売上げ金額の誤差が0円になることを目標にしているという。いずれも、社会生活を送るうえで、「私たちが相互に信頼し合う」ことが大切であるという「意識」を養うためであろう。この取り組みをどう評価するか。進行役のビートたけしは、「その信頼は学校の中だけのことに過ぎない。社会に出れば通用しないだろう」と言った。一方、「爆笑問題」の太田光は、「教員が本当に生徒を信頼しているのなら、テスト自体をしなければよい」と言った。その場の一同は「爆笑」したが、その「爆笑」こそが「問題」であると、私は思う。「中学校で定期試験があることは当然である」という常識、「学校内の信頼など無力である」という思い上がり、見下しが社会に蔓延している。その先棒をかついでいるのが、他ならぬテレビ関係者であることを証明していた。引退した久米宏が、「テレビは国民の鏡。低俗な内容は国民がそれを求めているから・・・」のような発言を「他人事」のようにしていたが、その無責任さこそが、テレビの「品格」を象徴しているのである。子どもたちが「見ている」のを承知の上で、視聴率稼ぎのために「低俗な番組」(大人同士の悪ふざけ、からかい、いじめ、やらせ等)を流し続けてきたテレビ関係者の責任を、国民に転嫁することができるだろうか。民放番組が、スポンサーの「提供」(プレゼント)で作られ、無料で視聴できるからといって、国民が「得」をしているわけではない。見えない「受信料」は、しっかりとスポンサー商品の価格の中に組み込まれている。正に「タダより高いものはない」のである。
 テレビの「品格」を高めるためには、民放各社が「受信料」を徴収し、「番組」自体の売上競争を展開することが必要である。そのことによって、間違いなく「番組」の質は向上するだろう。国民の感性は、テレビ関係者が考えているほど「低俗」ではない。(2006年11月14日)

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