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「生き方上手は死に上手」(齋藤茂太・ぶんか社文庫・2008年)

2008年10月10日(金) 晴
 「生き方上手は死に上手」(齋藤茂太・ぶんか社文庫・2008年)読了。昔の人は、つねに「死を見すえて」生きていたが、今の人は「死を忘れて」生きている、若いうち(子育ての最中)はそれでもよいが、子どもが自立した後は、「死を見すえて」、言い換えれば、「自分が死ぬことを頭の中に入れながら」もしくは「いつ死んでも悔いはないと思いながら」生きるべきである、というのが筆者の眼目であろう。そのためには「上手な死に方」をすることが大切である。?まず、身の回り、特に所有物の整理をすること、?欲望を減らしていくこと、?人間関係を整理・改善すること、?臨終の迎え方を決めておくこと、等々、微に入り細にわたって「手ほどき」が述べられていた。その内容に全く異論はない。私が日頃考えていたことが、突拍子もない「常識外れ」ではないことがわかって安堵した。特に、子どもが自立した後、両親(夫婦)も自立しなければならない、相手を頼ってはいけない、というくだりは、私の思いと「ぴったり」重なる。ただ、だからこそ、お互いを「看取り合う」(老老介護)ことは避けなければならない、つまり単独死(孤独死)の道を選ばなければならないと思うのだが・・・。生まれるときは一人、死ぬときも一人、「咳をしても一人」というのが人生ではないだろうか。「さようなら」は生きているうちに言っておきたい、と私は思う。その辺は、筆者の「思い」とは、重ならない。
いずれにせよ、「上手な死に方」とは、?他人に迷惑をかけない、?時間をかけない、の二条件が(同時に)満たされなければ実現できない、と私は思う。現在、そのサポート機関としては「ホスピス」がある程度、本人の意志による「安楽死」が公認されなければ、その道は遠い。俳優・緒形拳は「医療」「入院」「延命」を施さずに「自然死」の道を選んだが、今、私たちが(誰でも)実現できる(唯一)賢明な方法かもしれない。
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