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「福岡小1殺害」事件の真相(責任)

2008年9月24日(水) 曇
 「福岡小1殺害」の容疑者として、被害者の母親が逮捕された。この事件の第一報では、被害者のフルネームが公表されているのに、母親、父親(保護者)は「匿名」であった。
まことに「不可解きわまる」報道姿勢だったが、このような結果になったとすれば、「なるほど」と、肯けないこともない。だがしかし、はじめから「わかっていた」からこそ「匿名にしておいた方が無難」ということだったのかもしれない。いずれにせよ、第一報を見聞して、おそらく九割以上の人が「(「報道の内容は)何かおかしい」と感じたはずである。インターネットによる「情報交換」では、「犯人は母親」といった記事が、当初、極めて「興味本位」に流され、ある時点から「ピタッと」「削除」された事実をどのように解釈すればよいのだろうか。時間が経つにつれて、事件の真相が「はっきり」しつつある。①被害者は「注意欠陥多動性障害」と診断されていた、②母親は病弱で育児にストレスを感じていた(自殺衝動があった)、③母親は、仕事を辞め育児に専念しようとしていた、等々。9月24日の報道(「東京新聞」朝刊27面)では、〈薫容疑者は病気で体調が悪く、弘輝君は注意欠陥多動性障害(ADHD)のため育児に手がかかる状態だった。学童保育を利用していた時間を家庭で過ごすようになり、薫容疑者の育児負担が増えたとみられる。専門家は「関係機関と連携して注意深く見守っていれば事件を防げた可能性がある」と指摘、市の対応に課題が残った形だ。〉とある。この専門家とは誰(どのような立場)だろうか。また、関係機関とは、具体的にどのような機関だろうか。母親を「適切にサポートしていれば」事件を防げたことは当然、大切なことは、誰が、どのようなサポートをすべきであったか、言い換えれば、(被害者を救えなかったという点では)母親と「同罪」に等しい関係者(責任者)を明らかにすることである。私見によれば、まず第一に、被害者をADHDと診断した専門家である。第二に、被害者が通学していた小学校の教員(特別支援教育担当者、その監督責任を負う校長)である。そして第三は、集団の一員として「周囲に迷惑をかけないこと」「みんなと同じことが同じようにできること」を金科玉条のごとく尊重している「世間の眼」(白い眼)、その持ち主である「われわれ」(マスコミ、世論)の存在に他ならない。何とも「やりきれない」結果ではある。
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(2011/07/15)
杉山 登志郎

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